【老後2000万円問題】NISAとiDeCoの違いは?どちらを始めればいいの?簡単に解説します!
はじめに
2024年にNISA制度が大きく変わりますね。
今まではNISAが5年、つみたてNISAが20年という期限があったのが、新NISAでは制度が恒久化される予定です。
これからは資産形成の手段としてNISAは避けて通れない制度になるでしょう。
iDeCoもあるよ
資産形成するための国の制度として、NISAの他にiDeCoがあります。
今回はこちらのiDeCoについて解説しつつ、NISAとiDeCoを上手に使って資産形成する方法について、備忘録もかねて書いてみようと思います!
iDeCoとは?
iDeCoとは、老後の年金を増やす仕組みです。
毎月掛金を拠出して自ら金融商品を選んで運用し、積み立てた資産は60歳以降で受け取ることができます。
毎月拠出する掛金は所得控除の対象となります。
また、運用中に得られた利益は非課税です。
そして、積み立てた資産を受け取る時には退職所得控除(一括で受け取る場合)や公的年金等控除(年金形式で受け取る場合)が受けられます。
つまり、iDeCoをやっていると、普通にお金を貯めるよりも「節税」「運用益が発生する」という点でオトクになります!
NISAとiDeCoで資産形成しよう
NISAはライフプランに合わせて目標を決めて、それに向けて資産を積み立てながら運用して増やしていくことができる仕組みです。
ここでは40歳で奥さんがいる会社員の男性(企業型年金は未加入)が、「60歳の時にまとまった資金を用意する」を目標にNISAを始めるとしましょう。
60歳までの20年間で、月々の投資額はつみたてNISAから引き継いで年間40万としてみると、800万円ほどになります。
投資した資産が年3%の想定利回りで運用されると、9,849,060円になります。
続いてiDeCoによる資産形成ですが、企業型に加入していないので、月23,000円、年間で276,000円が拠出限度額となるので、この数字で考えます。
60歳までの20年間で、投資した資産が年1%(リスク小と考えた値)の想定利回りで運用されると、6,105,049円になります。
iDeCoの場合節税効果も発生しますが、こちらは以下シミュレータを見てみてください。
まとめると、NISAとiDeCoを併用して、年間676,000円を投資に回すと、20年後には15,954,109円、約1600万円もの資産となります!(運用結果によっては上下します)
どうでしょう、老後2000万問題の不安が少し和らぎませんか?
40歳からの資産形成でシミュレーションしていますが、もっと早くから始めれば、2000万円問題は軽くクリアできるのではないでしょうか?
最後に
話が長くなりましたが、今回NISAとiDeCoについて調べてわかったことは、
「将来お金で苦しまないようにする方法はちゃんとある!」
「しっかり勉強してNISAやiDeCoを活用すれば、老後2000万円問題は怖くない」
ということです。
何も勉強せず、ただ貯金だけして、将来年金暮らしで困らないよう、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
★NISAなど、資産形成の制度についてしっかり学びたい方はこちら!★